みやぎ震災復興研究センター

Category: 活動日誌

10年検証ブレスト第26回(2021年11月26日)「旧雄勝町の復興まちづくりのプロセスで何が起きていたのか」阿部晃成会員の報告,松原久会員コメント及び質疑の概要を公開しました。

 旧雄勝町の復興まちづくりプロセスで何が起きていたのか。「雄勝町の雄勝地区を考える会」代表・阿部晃成さんの報告と,同地区復興まちづくり協議会議事録を精査した松原久さんのコメントを元にディスカッションを行ないました。

Read More »

10年検証ブレスト(第33回)を開催しました

中村哲也さんは,アンケート調査の統計解析に基づいて,ALPS処理水の放出が宮城県,福島県で水揚げされた漁獲物の消費や輸出に悪影響を与える可能性が高いことを報告しました。

Read More »

10年検証ブレスト第23回(2021年6月2日)「宮城県のグループ補助金交付企業へのアンケート調査」桒田但馬会員の報告及び質疑の概要を公開しました。

 桒田会員による宮城県のグループ補助金交付決定企業を対象にしてアンケート調査から明らかとなった,グループ補助金の評価,グループ活動の状況,また,回答結果の分析から得た制度や運用などの見直し,企業向けの支援のあり方への示唆についての報告をもとに,活発な議論を行いました。

Read More »

10年検証ブレスト(第32回)を開催しました

東日本大震災に伴って発生した東電福島原発事故の宮城県への影響とそれへの対応を概観したうえで、今なお長期的課題として残存する放射能汚染廃棄物処理について、その対応枠組みの問題点と今後の課題を明らかにする。

Read More »

10年検証ブレスト(第31回)を開催しました

津波被害にも関わらず現地再建エリアとなった仙台市東部の井土地区や三本塚地区は,市街化調整区域の開発制限に阻まれてコミュニティ維持に苦しんでいます。その解決に有力なのが地区計画の実施です。市議会でその実現を迫った庄司あかり会員の参加を得て,その展望を議論しました。

Read More »

10年検証ブレスト第22回(2021年4月21日)「復興政策の検証枠組みを考える」遠州尋美会員の報告及び質疑の概要を公開しました。

復興政策検証の検証を枠組みをどのように設定すべきか。『日本の科学者』2021年7月号に投稿した論文を基礎に,復興政策の全体像を「復興理念・ビジョン」「復興手法・制度」「復興財源処置」の3側面で描出するするという遠州会員の問題提起を受けて,ディスカッションを行いました。

Read More »

10年検証ブレスト(第30回)を開催しました

仙台市東部の井土地区や三本塚地区は,津波で浸水したにもかかわらず防災集団移転の対象外となりました。市街化調整区域で宅地利用や売却が制限され,困難な中でコミュニティの維持・再生に向けた地道な取り組みが続いています。現地の取り組みを支援してきた田澤会員の報告をもとに,ディスカッションしました。

Read More »

10年検証ブレスト第21回(2021年3月24日)「大船渡市の差し込み式防集事業」遠州尋美会員の報告及び質疑の概要を公開しました。

 大船渡市では,大規模な造成によらず,既存集落の空き地等にわずかな戸数の被災者の移転先住宅をはめ込む形で防災集団移転促進事業を行いました。事業の費用と工期の大幅な短縮を実現しました。2020年12月12日,13日に実施した大船渡し札調査を踏まえて,その意義と教訓を議論しました。

Read More »

10年検証ブレスト第20回(2021年2月24日)「東日本大震災と『復興権』」嶋田一郎会員の報告及び質疑の概要を公開しました。

「福田徳三的『市民的災害復興論』を構築しよう」(山中茂樹)という呼びかけに応え,東日本大震災復興における岩手と宮城を対比しつつ,後藤新平「帝都復興論」にも光を当てて,改めて「人間の復興」を深めたい。

Read More »