みやぎ震災復興研究センター

活動日誌

Diary

10年検証ブレスト第21回(2021年3月24日)「大船渡市の差し込み式防集事業」遠州尋美会員の報告及び質疑の概要を公開しました。

 大船渡市では,大規模な造成によらず,既存集落の空き地等にわずかな戸数の被災者の移転先住宅をはめ込む形で防災集団移転促進事業を行いました。事業の費用と工期の大幅な短縮を実現しました。2020年12月12日,13日に実施した大船渡し札調査を踏まえて,その意義と教訓を議論しました。

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10年検証ブレスト第20回(2021年2月24日)「東日本大震災と『復興権』」嶋田一郎会員の報告及び質疑の概要を公開しました。

「福田徳三的『市民的災害復興論』を構築しよう」(山中茂樹)という呼びかけに応え,東日本大震災復興における岩手と宮城を対比しつつ,後藤新平「帝都復興論」にも光を当てて,改めて「人間の復興」を深めたい。

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10年検証ブレスト(第29回)を開催しました

東日本大震災復旧・復興支援みやぎ県民センターが,2021年12月8日に実施した,南三陸町復興まちづくり視察調査を踏まえ,被災市街地復興土地区画整理事業を主な事業手法として実施された復興まちづくり事業の現状と課題,展望について,小川会員が問題提起を行い,それ基づいて議論しました。

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10年検証ブレスト第19回(2021年1月20日)「『人間の復興』『創造的復興』をめぐって〜岩手と宮城の復興評価にも触れて」綱島不二雄会員の報告及び質疑の概要を公開しました。

「福田徳三的『市民的災害復興論』を構築しよう」(山中茂樹)という呼びかけに応え,東日本大震災復興における岩手と宮城を対比しつつ,後藤新平「帝都復興論」にも光を当てて,改めて「人間の復興」を深めたい。

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10年検証ブレスト第18回(2020年12月26日)「被災者健康調査について〜ToMMoのコホートデータで在宅被災者の実態把握を」水戸部秀利さんの報告及び質疑の概要を公開しました。

大震災のストレスは震災被災者の健康に影響し,被災者の高齢化は問題を深刻化させる。医療従事者として震災被災者を支援し続けてきた立場から,宮城県による被災者健康調査の中止に警鐘を鳴らすと共に,東北メディカル・メガバンクが蓄積しているコホートデータを活用して,取り残されている在宅被災者の実態解明への展望を示す。

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