「戦雲(いくさふむ)」を観て能登地震復興の行く末を憂う
三上智恵監督「戦雲(いくさふむ)」を観た。国境の島々で進むミサイル基地化。いざというとき自衛隊は島民を守らない。そして,石川県馳知事は能登地震被災地の「国防一体型復興」を唱える。それが復興計画に盛り込まれれば,被災地,被災者は一層深刻に引き裂かれる。志賀原発が標的とされる危険をおして,被災者を国防の盾にしてはならない!
三上智恵監督「戦雲(いくさふむ)」を観た。国境の島々で進むミサイル基地化。いざというとき自衛隊は島民を守らない。そして,石川県馳知事は能登地震被災地の「国防一体型復興」を唱える。それが復興計画に盛り込まれれば,被災地,被災者は一層深刻に引き裂かれる。志賀原発が標的とされる危険をおして,被災者を国防の盾にしてはならない!
復興の取り組みで最も大切なのは,被災者の本当の姿を把握し認識すること,現に苦しんでいる被災者の生命とくらし,人権を守ることです。私は,それが欠如したプランに,復興プランを名乗る資格はないと考えます。
みやぎ震災研顧問・塩崎賢明さん,同副代表・長谷川公一さん,同事務局長・遠州尋美さん,同理事・阿部重憲さん,同監事・小川静治さんらが呼びかけ人となって,能登半島地震からの復興に関して緊急アピールが発表され,同アピールへの賛同を求めています。