みやぎ震災復興研究センター

緊急アピール「能登地震及び豪雨災害多重被災者への人間らしいくらしの保障を求める」
白米千枚田に沈む夕日
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遠州 尋美

みやぎ震災復興研究センター・事務局長, 東日本大震災復旧・復興支援みやぎ県民センター・事務局次長, 元大阪経済大学教授,工学博士,地域政策・地域開発(地域の自立と参加型開発)(mac.com)

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 2024年4月4日に発表された緊急アピール「被災者主体の復興の道をめざして」の呼びかけ人のうち16名の連名で,10月13日,標記の緊急アピールが発表されました。

緊急アピール「能登地震及び豪雨災害多重被災者への人間らしいくらしの保障を求める」

2024年4月4日に発表された緊急アピール「被災者主体の復興の道をめざして」の呼びかけ人のうち16名の連名で,10月13日,標記の緊急アピールが発表されました。

呼びかけ人のお一人で,元日の能登地震発災当初から,七尾市中島町小牧地区などを中心に支援活動を続けてきた村井雅清さん(被災地NGO恊働センター・顧問)からの訴えがアピール発表のきっかけになりました。

輪島市などの豪雨被災者の支援に入って感じたあまりの惨状,「今度ばかりは心が折れた!」という悲痛な声,浸水想定エリア内に建設された仮設住宅の床上浸水で避難所生活に逆戻りした多重被災者を,被災仮設の清掃・消毒後に再入居させるというあまりにも無神経な県の仕打ち,それらを目の当たりにして,多重被災者に関連死のリスクを背負わせる県の仕打ちを阻止し,被災者支援の抜本改革とボランティアの主体的役割発揮の条件整備を訴えたいという,強い思いの結晶です。

みなさんの周りの方々にぜひ広めていただきたいと思います。

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